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資本主義徹底解剖6

9 人生のシナリオ

試しに、あなたの人生における、最高のシナリオを考えてみよう。 人によって差はあるかも知れないが、仮にあなたの家庭を平均的な労働者の家庭として考えてみよう。

年齢30歳。年間貯蓄額100万円。子供2人。賃貸マンション暮らし。

最高のシナリオ

子供は2人共頭脳明晰性格も良く、中学に入ってもグレることもなく、高校は都立、大学は国立。卒業後は公務員または大手の企業に勤め、あなたの脛はかじらないとする。あなたの会社は潰れることもなく業績は常に上向き、あなたもリストラの対象とはならず、無事定年退職。

退職までに貯めた3000万円と退職金2000万円を手にする。子供も巣立ち、夫婦2人なので大きなマンションは要らないため、都内で小さめの中古マンションを2500万円で購入する。奇跡的に日本の出生率が極端に増加し、社会は子供や若者で満ち溢れ、日本の経済も活性化しており、年金が今までどおり65歳で十分な額が貰えるとする。さらにあなたもあなたの奥さんも死ぬまで大きな病気で入院することもなく、どちらも元気なまま老人ホームにも入らず、子供が面倒を見てくれ、ぽっくり大往生するとする。

そして60歳から65歳まで貯金を切り崩しながら、1年間に200万円程度の質素な生活をする。残った金額は1500万円。あなたが平均寿命ぐらい(80歳)まで生きたとする。65歳からは年金があるので貯金は切り崩さなくても生きていけるとして、生きていく以外の金は年間に100万円。孫に小遣いをやるのだってままならない。

あまり豊かな老後でないことはわかると思う。しかしこれが労働のみに頼ったあなたの人生における最高のシナリオだ。しかもほとんど実現の可能性がないくらいの幸運に頼ったシナリオである。

さて、ではもう少し現実的なシナリオを描いてみよう。最悪のシナリオではなく、あくまで現実的なシナリオだ。

可能性の高いシナリオ

あなたの子供の出来は特に良い方ではなく、平均的な子供だとしよう。片方の子は都立、もう片方は私立の高校に通う。2人共大学には進学したい。少子化で希望すれば誰でも大学に入れる全入時代に突入しているため、あなたは子供の希望通り2人共、私立の大学に通わせる。この時点で最高のシナリオより、最低でも学費分1千万円以上は退職時の現金の額が少なくなっている。

そして子供は2人とも大学卒業後フリーターの期間や就職浪人をすることもなくすぐに就職、それなりに生活し、幸せな家庭を築き親の脛をかじることもないとする(ちょっと楽観的過ぎるか?)。あなたの会社は、業績は上向きではないものの、潰れることもなかった。給料体系は年功序列式の変更があり、あなたの給料はあまり上がらなかったが、リストラは免れ無事定年。

しかし、退職金は1000万円程度。定年まで貯めたお金と合わせて3000万円。新築のマンションは手が出ないため、1500万円で中古のマンションを購入する。しかし、頼りにしていた年金は70歳からの支給になり、しかも支給額も予想していた額の3分の2程度。そして定年から年金支給年齢の70歳までの10年間で1500万円しか使えません。つまり、年間150万円(夫婦二人で生きていくのにはこれでは足りないが)しか使えない。

しかし、年間150万円使っていたのでは年金生活に入った時点で現金ゼロになってしまうので、年間100万円しか使えないとする。年間100万円(月に8万ちょっと)で夫婦二人が生きていくのは不可能なので、ガードマンとして、日給6千円で働き始める。初めの半年はなんとか体ももったが、歳なのに、雪の中に棒を振っていたのがたたり、風邪をこじらせ入院。この年で夜中にガードマンとして棒をを振っているのはこりごり。でも、お金がない。質素な生活をしながらも貯金に手をつける。

なんとか70歳まで生き延び、年金を手にするが、貯金はゼロ。子供にたかるが子供も余裕がない。こんな状況ではオチオチ病気になって入院もできない。生活保護の申請用紙を横目に、あなたは「俺は真面目に働いてきた。こんなはずではなかったのに...」と頭を抱える。

こんなシナリオの方が現実的ではなかろうか。


10 人生のリスクをヘッジする。

(1) もし、あなたが会社を首になったらどうなるか。もし、あなたが職人で腕折ったらどうなるか。もし、あなたが運転手で、足を折ったり免停になったらどうするか。もし、あなたが会社員で、大きな病気をして、一年間会社を休んでも、会社はあなたを雇い続けてくれるだろうか。そうでない会社の方が多いのではないか。そうなるとあなたはどうなるのか。

(2) たちまちあなたの収入はゼロになる。

(3) 不労所得を持たずに、みなと同じように普通に、そして地道に働いているということは、一見とても安全そうに思えるが、あなたの予想に反してとても危険なことである。

(4) 地道に仕事しているのが危険というのはどういう意味か。

(5) 収入を労働による所得一本に頼るのは危険だということである。

(6) つまり、不動産を購入して賃貸料で稼いでもいい。本を書いて印税を稼ぐということもできる。株式に投資しても良いし、自信がなければ投資信託でもいい。為替でもいいし、なんでもいい。とにかく複数の収入(労働による所得、不労所得問わず)を得られる状況を作り出すことが重要である。もちろん、不労所得が多いにこしたことはない。

(7) 仮にその中のどれかから収入が得られない状況になったとしても複数の収入があれば焦ることはない。不労所得のみでは生きていけなかったとしても、仕事ができなくなった次の月から食べるにも困るなんて状況は生まれないはずだ。

(8) もちろん、仕事からの収入がなくても生きていけるだけの不労所得があれば最高である。

(9) ここでは一つの収入だけに頼りながら生きていくというのはとても危険だということを理解してほしい。投資の話をすると「危なそうだから、俺はそういうのはいいや。」と言っている人の生き方(労働による収入のみに頼った生き方)のが、投資によって(リスクを負いながら)複数の収入を確保するよりも、よほど危険であるということである。


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